有料老人ホームについて
有料老人ホームは従来は有限会社・株式会社等の営利企業が運営をしていました。
医療法人が開設・運営できるようになったのは、2006年からです。
有料老人ホームには3種類あります。
(1)介護付有料老人ホーム=要支援・要介護の認定を受けた方のみが入居できます。
食事の提供、その他日常生活の介護を受けながら生活します。
(2)住宅型有料老人ホーム=入居時は自立生活が出来る事が入居の条件です。
介護が必要になっても、同じ居室で外部サービスを利用して介護が受けられます
(3)健康型有料老人ホーム=入居時は自立で、介護が必要になったら退去しなければなりません。
リバーサイドケア赤池は、上記(1)と(2)が両方備わっています。
元気なうちから入居することによって、介護が必要になった心細い状態でも、住み慣れた場所にそのまま居られるので安心です。
また、(2)から(1)への居室移動も出来、その場合は顔見知りの職員の介護が受けられます。
特別養護老人ホームは、国からの補助があるため低額で利用できるという特徴があります。ただ、補助がある関係上、施設内の広さ、設備等は規定があり、制限を受けています。また、基本的に4人一室などの相部屋が多く、入居するための条件もあります。自立の方は特別養護老人ホームには入れません。また、現在はどの特別養護老人ホームも 2~3年は入居待ちというのが一般的です。
入居に関すること
おおよそ65歳以上で、自立生活の出来る健康な方から、要支援1&2、要介護度1~5までの方で、身元保証人が親族で2名いらっしゃれば、どなたでも入居できます。
60歳でも家庭の事情等がおありになる方はご相談に応じます。
要介護1程度の認知症の方なら問題ありません。ただ、認知症が進行した場合は本人・ご家族様とご相談の上、清水会のほかの施設に入っていただくことも検討します。
出来ますが、原則、2部屋使用になります。(料金も二人分です。)
ご本人・ご家族様とご相談の上、法人内の他の施設に変わる場合もありますが、清水会として生涯にわたって看護・介護をさせて頂くことはできます。
3・4階に自立で入居された方で、介護が必要になった場合は、2つの方法があります。
(1)居室を2階の介護フロアに移動する。
この場合は、施設の常勤介護職員がお世話をいたします。
(2)外部の訪問介護事業所からヘルパーを派遣してもらう。
この場合は、自宅に居て訪問介護をうけるのと、介護保険上同じ扱いとなります。
上記いずれの場合でも、リバーサイドケア赤池に住み続けていただけます。
予約を受けていない居室が複数あれば、お好きな部屋をお選びいただけます。
予約をされた時に空室が無い場合は、予約待機の状態となります。
予約待機のときに空室が出来た場合は、ホームからの連絡後、2週間以内に入居をしていただくことになります。
リバーサイドケア赤池は、24時間出入りが自由になっています。入居の際にお渡しするリモコンキーで、深夜でも出入りができます。
ご家族様の分も、数は限られていますがご用意できる場合もあります。その場合、若干費用が掛かります。
3・4階にご入居の自立の方は外泊・旅行はご自由ですが、事前に届出をして頂きます。
もちろん構いません。その場合、平日の昼食を全てキャンセルされても結構です。
費用に関すること
ご入居者様(またはご家族様)の金融機関口座から、毎月26日に前月分費用を口座振替させていただきます。もちろんその約2週間前に請求明細書をお届けいたします。
○居室及び共用スペースの利用権。
○居室の電気・水道代。
○備え付けベッドのシーツ・布団カバー・枕カバーの、週1回の交換(クリーニング)。
○ベッドパッド・枕・布団の、年1回の丸洗いクリーニング。
○備え付けカーテン(二重)の、年1回のクリーニング。
○共同浴室・個室浴室の備え付けバスタオルと石鹸類。
○1日3食で30日分の食費。
○相生山病院への無料送迎(1日1回・平日)。
個人的に使用される日用品費や、医療費などは別途自己負担となります。
外出をされる場合は、食事が不要だということをあらかじめ届出して頂きます。お届出があった時は、欠食された分の食費を請求から除かせて頂きます。
居室に関すること
このホームページ内の「館内設備」のページに、各階ごとの設備詳細リストが載っています
○2・3階
照明器具・冷暖房エアコン・カーテン・電動ベッド・寝具類・チェスト(衣服ミニ箪笥)・温水洗浄トイレ・洗面台・換気扇などです。
○4階
上記にプラスして、クローゼット・ユニットシャワー・ミニキッチン・テーブル椅子3点セットが付きます。
出来ますが、いざというときの安全確保のため、家具は箪笥1個分を限度でお願いしています。
裸火が出るもの、携帯コンロ・ニクロム線電熱器・石油ストーブ・ロウソク等はご遠慮頂いています。
地上波アナログ・地上波デジタル(チデジ)・BSデジタルと、全ての電波が居室内で見られるようになっています。
居室内まで電話線が来ていますので、個人で電話局に申し込んでいただくだけで固定電話が設置できます。
施設内にNTTの光回線が引込済で、個人でお申込み頂くとすぐに光インターネットが接続できるようになっています。
3・4階に入居された方にはあくまで緊急用ですが、ベッドサイドとトイレ内の2箇所に非常通報装置(ナースコール)が、館内の全室に装備されてており、健康状態の急変・事故等、いざという時には職員とすぐに連絡が取れるようになっています。
居室内でのご家族様等の宿泊は、ご遠慮いただいております。専用の「外来者宿泊室」でお泊りいただくことになります。
食事に関すること
朝・昼・夕食は、それぞれ2種類のメニューから、1週間前に選択・予約していただきます。
朝は和食か洋食、昼・夕は肉類か魚類というように対比メニューとなっています。
選択メニューでも副菜にはキライなものが出てくることもあるでしょうが、長く健康を維持する為には栄養バランスが不可欠です。
アレルギー体質の方の禁止食材については個別対応をしております。
原則、各階にあるダイニングルームでの食事となります。
心身の状況により居室での食事が必要な場合は、有料で居室配膳・下膳をいたします。
(2・3階の介護居室は必要な場合は無料で行います。)
医療に関すること
急病・急変の場合は、職員がその該当診療科目によって、相生山病院その他の病院までお連れします。
検査・治療が必要なときは、相生山病院まで無料で送迎いたします。それ以外の主治医に行かれる場合は、有料ですが付き添い送迎が出来る場合もあります。
原則3ヶ月までは居室の確保をいたしますが、その間、食費を除いた基本費用はいただきます。
糖尿病に限らず、各種の治療食が個別にご用意できますが、若干追加費用が必要です。
運営方針
リバーサイドケア赤池は、一言で言うと「長期滞在型のリゾートホテル」です。
入居された方が、わずらわしい家事から逃れて、本当に自分のやりたい事をしながら、楽しく生活が出来ることを第一に考えています。趣味のある方には同好会を作っていただき、職員が顧問となって道具の手配や場所の確保をいたします。趣味の無い方でも、施設が企画するさまざまなイベントに参加して生活をエンジョイすることができます。
職員自身が入居したいと思える生活の場にすることが、リバーサイドケア赤池の運営目標です。そのため、入居者様のご要望には出来るだけ応えたいと職員全員が考えています。
立地条件・交通
名古屋市営地下鉄 鶴舞線 平針駅から徒歩8分の場所です。
名古屋市営バス「本郷」停留所から、「平針駅」までのバス便があります。
住所は愛知県日進市赤池町ですが、名古屋市の境から200mぐらいで、名古屋市に近接しています。
すぐ横には天白川が流れ、その北側には田園地帯が広がっています。天白川はコンクリートの護岸が無く、昔ながらの里山の風景となっています。
この辺は市街化調整区域なので、商業ビル・住宅等は建てられず、静かな環境は保たれます。
建物・土地関係
2006年(平成18年)1月8日にオープンしました。
土地は「定期借地権契約」で5人の地主の方と契約しています。
期間は50年なので、安心です。(2004年9月契約)
建物は自己所有です。(医療法人清水会所有 法務局登記済)
鉄筋コンクリート構造の地上4階建です。
震度7でも大丈夫な設計で、鉄筋の数・コンクリートの質等も万全です。
入居者様用屋根付の駐車場が9台、露天の舗装駐車場が40台分あります。
事業主体・勤務職員
「医療法人 清水会」という医療法人で、病院と4ヶ所の老人保健施設、有料老人ホームをもう1ヶ所、当施設以外に経営しており、職員数は約600名です。他にグループ施設として、特別養護老人ホームとケアハウスも運営しています。日頃の人員配置や、いざという時の医療対応等、医療機関ならではの安心感があると思います。医療法人が開設・運営する有料老人ホームとしては、リバーサイドケア赤池が愛知県で初めての施設です。
清水会は特定医療法人でしたので、個人の資産というものが存在しません。
相続とか持分請求が起こり得ないので、財政基盤は安定しています。
国と県の管理下にある、準公益法人ということです。
全部で34名です。
管理者(施設長) 1名
看護職員 4名
介護職員 24名
機能訓練指導員 1名 (理学療法士 PT)
管理栄養士 1名
生活相談員 3名
事務員 1名
送迎運転者 1名
計 36名
※当ホームの職員は全員が、鍛え抜かれた常勤の正規職員です。
※アルバイト・パート・契約社員が介護業務に付く事はありません。
2.5 : 1です。